2025年インフルエンザの流行状況と工事現場への影響について
2025年1月22日(水)
みなさん、こんにちは。
坂本電設です。
1月も後半に入り、インフルエンザの流行が全国的に拡大しています。厚生労働省の報告によると、2025年第2週(1月6日~1月12日)の全国のインフルエンザ患者報告数は、定点医療機関あたり35.02人となり、4週連続で警報レベルを超えています。
今年は集団感染の傾向があるようで、私たちの仕事は一人でも欠けると次のような現場に影響とリスクが出てしまいます。
- 人員不足による作業遅延
- 複数の作業員が同時に罹患すると、工事の進行スケジュールに大きな影響が出ます。
- 人員の調整が難しくなり、納期への影響も懸念されます。
- 作業品質の低下
- 体調が万全でない状態での作業は、ミスや事故のリスクを高めます。
- 疲労や集中力低下によるヒューマンエラーが発生しやすくなります。
- 顧客への信頼低下
- 納期の遅れは、顧客の信頼を損なう可能性があります。
- 事前にしっかりと対策を立て、感染を未然に防ぐことが重要です
感染してしまうと、本人は高熱で辛い上に感染対策として出社停止となってしまします。そこで私たちが出来ることといえば、予防と対策しかありません。
工事現場では、日々の業務の中で次の対策を実施し、感染拡大を防ぎましょう。
- 毎日の健康チェックの徹底
- 出勤時の体温測定や体調確認を行い、異常があればすぐに報告。
- 「無理して出勤しない」というルールを徹底する。
- 現場での衛生管理の強化
- 作業前後の手洗い・うがい・アルコール消毒を徹底する。
- 作業車両や工具の定期的な消毒を行う。
- 休憩所・事務所の換気と加湿の徹底
- 密閉された空間ではウイルスが滞留しやすいため、定期的に換気を行う。
- 加湿器を活用し、室内の湿度を50~60%に保つ。
- 作業員への予防接種の推奨
- インフルエンザワクチンの接種を推奨し、早めの予防を行う。
- 社内での予防接種補助制度の活用を検討する。
- スケジュールの見直しと代替体制の準備
- 万が一、インフルエンザで人手が足りなくなった場合に備え、作業工程の調整を行う。
- 予備の人員配置や、応援要員の手配を事前に考慮しておく。
コロナ渦を思い出すような内容ですよね。感染症とは本当に面倒で恐ろしいです。そして感染リスクは職場だけではありません。公共交通機関もリスクの高い場所ではありますが、一般的に感染リスクが大きいのは学校や保育園と言われています。こうなるともう不可抗力です。
感染は悪ではありません。感染してしまったら、ひとり一人がウィルスを広げないという行動が大事なんだと思います。
もし感染が確認された場合の対応
- 感染者が出た場合は、速やかに報告し、適切な隔離・自宅療養を実施。
- 体調回復後も一定期間は軽作業に従事し、無理をさせないように配慮する。
- 現場内で濃厚接触の可能性がある人には、念のため健康状態を確認する。
インフルエンザは適切な予防策と迅速な対応で、影響を最小限に抑えることが可能です。作業の安全・納期の遵守・健康管理の3点を意識し、これからの時期を乗り切りましょう!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
皆さんも引き続き、体調管理をしっかり行ってくださいね!